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「けーし風」第113号(2022年1月)「特集 辺野古・設計変更「不承認」の持つ力」

2022年02月03日 / 本のこと

「けーし風」第113号の特集は「辺野古・設計変更「不承認」の持つ力」です。

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特集 辺野古・設計変更「不承認」の持つ力

2021年11月25日、玉城デニー沖縄県知事が、辺野古の設計概要変更申請について「不承認」を発表した。
コロナ渦中の2020年4月、沖縄防衛局が北部土木事務所に申請書を持ち込んでから1年8ヶ月、待ちに待っていた知事の「不承認」だ。
本特集では、県が不承認とした根拠をきちんと整理し把握して、これからまた始まる沖縄県と国との司法の場でのたたかいに向けて私たちの知識を固めておきたいと思い企画した。
また、辺野古周辺住民が原告となって提起された「抗告訴訟」が間もなく判決を迎える。
沖縄県が突破できなかった原告適格の壁を乗り越え進んできた住民訴訟に、多くの注目と支援が集まることを願いたい。
(岡本)
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「けーし風」第112号(2021年10月)「特集 9・11事件から20年 われわれは今、どこにいるのか」

2021年10月28日

「けーし風」第112号の特集は「9・11事件から20年 われわれは今、どこにいるのか」です。

けーし風112

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9・11事件から20年 われわれは今、どこにいるのか(編集部)

9・11事件から20年という節目の年に、米軍・NATO軍等外国軍が撤退するアフガニスタンについて、沖縄でも関心が向けられている。
それは単に、タリバン全土掌握に関する関心ということだけでなく、9・11事件以来、世界を巻き込んだアメリカの「テロリズムとの戦い」とは何であったのか、そのなかで、沖縄は何をどのように体験したのかという問いがあるように思う。
また、この20年とは、辺野古新基地建設や自衛隊の島嶼防衛による配備、テロ対策や安保関連の法整備等の問題と切り離すことができないだろう。
今回は、この20年を振りかえりながら、中東世界と同様に、アフガニスタンについても理解を深めたい。

今回の特集では、この20年を振りかえるにあたって、まず、9・11事件直後、あるいは2003年のイラク戦争開戦初期に書かれた、当時本誌編集委員であった新崎盛暉、岡本恵徳、屋嘉比収の三氏によるエッセイを再録した。
そして、編集部では、編集委員3名が、「備忘録」連載中の新城郁夫氏とともに、これらの文章を再読し、この20年間、沖縄では何がどのように変化し、また、変化しなかったのか、さまざまな気づきを共有し、討論した。

また、編集員の宮城公子は、沖縄でも多くの人から尊敬されてきた、ペシャワール会医師・中村哲氏の足跡を振りかえり、9・11事件以後の沖縄におけるアフガニスタンとのかかわりを再検討するエッセイを寄せている。

そして、アフガニスタンと中東を知り、歴史的な展望をもって理解を深めるため、二つの記事を準備した。
アフガニスタンの女性運動の調査を続ける清末愛砂氏へのインタビューでは、戦争の20年と女性の人権について、マスメディアでは知ることのできないさまざまな事実や論点が提示されている。
また、パレスチナ・イスラエル問題の研究者である早尾貴紀氏は、イラン革命とソ連のアフガニスタン侵攻が起きた1979年を起点にして、中東、そしてパレスチナの歴史を振りかえり、この20年の世界史的な意味を問い返している。
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「越境広場」9号(2021.7)

2021年08月17日

「越境広場」9号の特集は「特集 沖縄から世界を問う」です。

越境広場09


巻頭の言葉
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アラン
ナラン
ジョーイナラン

ナラン
チカラン
チャーシンナラン

ヌーガ
イッターカッティルヤルイ

ナラン
チャーシンナラン
イカナシンナラン

(『キッチャキ 中里友豪詩集』(出版舎Mugen 2013年)より)

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「けーし風」第111号(2021年7月)「特集 「土地規制法」に対抗する力 基地の固定化を拒否するために」

2021年07月21日 / 本のこと

「けーし風」第111号の特集は「「土地規制法」に対抗する力 基地の固定化を拒否するために」です。

けーし風111

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「土地規制法」に対抗する力 基地の固定化を拒否するために(岡本由希子)

3月26日、「重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案」という矢鱈に長くて「等」が三つも入った名前の法案が、閣議決定を経て国会に提出されました。
基地など「重要施設」の周辺千メートルの範囲や「国境離島等」を区域指定して、土地や建物の利用状況を「調査」し必要であれば利用を「規制」するという、私権の制限を罰則をともなうかたちで行う同法について、注意喚起や反対する声が上がり、法案撤回を求める「重要土地規制法案に反対する市民団体」の緊急声明(5月10日)に沖縄の平和や環境、人権問題に取り組んできた市民団体・グループを連ねました。

沖縄選出国会議員と市民グループは協働して集会や学習会などさまざまな機会でこの法案が沖縄に及ぼす危険性を訴え次第に問題が共有されてきたものの、コロナ禍とオリンピック禍のなかで報道がなかなかされず世間の耳目が集まらないうちに、5月11日衆議院内閣委員会付託、28日にわずか12時間の審議で可決、6月1日本会議で可決。
4日に付託された参議院では参考人質疑が行われたものの、15日委員会可決、翌日の深夜に本会議を開いて可決するというなりふり構わぬ会期末での強行でした。

「土地規制法」は安倍-菅政権による「特定秘密保護法」「ドローン規制法」「改正盗聴法」「共謀罪法」といった一連の流れにあって、日本という国の性格を根底から変えていくものです。
「有事」のために琉球弧の人びとを抑圧し基地を固定化させようとする力に対抗し、法を廃止させるために何ができるのか、ともに考えるために本特集を企画します。
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「けーし風」第110号(2021年4月)「特集 辺野古新基地建設の土砂問題を問う」

2021年05月04日 / 本のこと

「けーし風」第110号の特集は「辺野古新基地建設の土砂問題を問う」です。

けーし風110

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特集 辺野古新基地建設の土砂問題を問う(岡本由希子)

辺野古埋立土砂を県内各地から、しかも沖縄島南部から大量に調達する--ちょうど一年前のコロナ禍・緊急事態宣言中に沖縄防衛局が沖縄県に提出した「設計概要変更申請書」で明らかになったこの計画には言葉を失った。
その後、土砂調達可能地とされた各地で、自分たちの地域のどこから、どれだけの土砂が搬出されおうとしているのかを知ろうと、人びとが動き始めた。
そこで目にした、人目につかないところで行われている開発と環境破壊の現状が次第に共有されるようになってきた。
そんな中で、昨年秋魂魄の塔のすぐ隣で新たな鉱山開発が始まり、その地で遺骨収集をされていたボランティアの方々が閉め出されたとの報道に激震が走った。

新たな鉱山開発に対し、沖縄県知事の権限行使を求めて、遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さんたち5名がハンガーストライキを行い、共感のうねりが起こっている。
戦跡からの土砂搬出問題は多岐にわたる論点を孕むが、ともに考え、行動するための一助となるよう、本特集を企画する。
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「けーし風」第109号(2021年2月)「特集 基地を拒否する論理と倫理 / 小特集 追悼・崎浜盛秀さん」

2021年02月12日 / 本のこと

「けーし風」第109号の特集は「特集 基地を拒否する論理と倫理 / 小特集 追悼・崎浜盛秀さん」です。

けーし風109

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特集 基地を拒否する論理と倫理(岡本由希子)

沖縄の人びとは、名護市民投票、県民投票、知事選、国会議員選挙等々と、あらゆる機会で辺野古への新基地建設にNOの意思を示し、連日の座り込み講義行動にもかかわらず、政府は埋立工事を強行しています。

沖縄防衛局は昨年4月、コロナ禍の中にもかかわらず、辺野古新基地建設の「設計変更承認申請書」を沖縄県に提出。
9月、県は申請書を告示・縦覧し、利害関係者の意見を求めました。
市民運動団体や住民グループ、環境保護団体が、それぞれのネットワークで意見書提出を呼びかける運動を展開し、1万8940件(受付期間外のもの等を含めると2万件近く)もの意見書が沖縄県に寄せられました。
この数は前回「埋立承認申請」の際に寄せられた意見書の約6倍に及び、様々な人びとがそれぞれの場所で尽力し、また協力し合ったことの現れです。

『けーし風』がこれまで関わってきた方々にお声がけして、県に提出された「意見書」を本号に収録させていただきました。
”みんなの意見書”を広く共有することで、「設計変更承認申請書」の問題点を明らかにし、この先沖縄県知事が申請を不承認する後押しにしたいと考えています。
あわせて特集後半では、「辺野古住民の訴訟」や、浦添軍港問題、アメリカの政権交代でどのような変化が起きるのかを環境正義の視点から見つめる対話を掲載します。
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「越境広場」8号(2020.12)

2020年12月27日 / 本のこと

「越境広場」8号の特集は「特集1 沖縄にとっての戦後75年 / 特集2 新型コロナと沖縄」です。

「越境広場」08号

巻頭の言葉
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いま、沖縄の民衆に
課せられたものはなんであろうか。
沖縄戦での死者の怨念を自らの思想にお転化し、
戦争犯罪者天皇の軍靴の響きを
決して沖縄の地にとどめないようにすることである。
天皇の戦争責任を決して免罪しないことである。
そして自分の生き方の問題として
日常的に天皇(制)と対峙し、それを撃つことである。

(崎原盛秀「豚の神の末裔」『季刊クライシス』第31号特集・天皇を拒否する沖縄、1987年8月)

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「けーし風」第108号(2020年10月)「特集 沖縄戦の〈つなぎ方〉」

2020年11月10日 / 本のこと

「けーし風」第108号の特集は「沖縄戦の〈つなぎ方〉」です。

けーし風108

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特集 沖縄戦の〈つなぎ方〉(鳥山淳)

年月の経過とともに沖縄戦の検証や継承が困難になっていくという指摘は、いまさら言うまでもないことなのだろうし、それに対して共通の方策が見出せるとも思えない。
おそらくは、それぞれの取り組みの場でいまできることを続けていくしかないのだが、そこで同時に問われているのは、誰がその担い手となり、どのようにして「できること」を見定めていくことができるのか、という点なのかもしれない。

今回の特集には、沖縄戦に関連するいくつかの取り組みについて、詳しい報告と考察を寄せてもらうことができた。
そこから見えてくるそれぞれの「つなぎ方」を共有し、さらなる考察に結び付けていくことが、この特集の最大の意図である。
企画書の準備不足のため、考察の視野に関する議論を提示できていないことが悔やまれるが、ここで提示されたそれぞれの「つなぎ方」をふまえて、有意義な問いが生まれていくのではないかと期待している。
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「けーし風」第107号(2020年7月)「特集 パンデミックから見えてきたもの」

2020年08月08日 / 本のこと

「けーし風」第107号の特集は「パンデミックから見えてきたもの」です。

けーし風107

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特集にあたって(岡本由希子)

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、社会全体が大きな危機に直面すると同時に、日常生活の変容を迫られています。

特集では、この間、パンデミックという新しい状況のなかで、沖縄の課題、過去・現在・未来に何を見ているのか、さまざまな現場の人たちの声を集めようと企画しました。

企画をスタートしてから編集作業をすすめるあいだに、7月になって在沖米軍内で感染が拡大し、県外との往来が復活するにしたがって全国と同様に沖縄でもふたたび感染がひろがりはじめています。

現在進行形の状況のなかでの刊行となりましたが、互いに話し合い理解し問題意識を共有するための一助になればと願っています。
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「越境広場」7号(2020.6)

2020年07月05日 / 本のこと

「越境広場」7号の特集は「特集1 島嶼の政治性 / 特集2 首里城炎上」です。

越境広場07

巻頭の言葉
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丘の上の町は見えるけれども、
遠く離れたところにあるらしい。
すべての人びとが〈共〉(コモン)にアクセスし、
〈共〉(コモン)を分有することができる、
公正かつ平等な、持続可能な社会を
構成することを想像するのは可能だが、
それを実現する条件はまだ存在していない。
ごくわずかの者たちが
すべての富と武器を保持している世界で、
民主的な社会を創造することは不可能だ。

(アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート『叛逆』水嶋一憲、清水智子訳、NHK出版)より

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