「けーし風」第110号(2021年4月)「特集 辺野古新基地建設の土砂問題を問う」

2021年05月04日/ 本のこと

「けーし風」第110号の特集は「辺野古新基地建設の土砂問題を問う」です。

けーし風110

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特集 辺野古新基地建設の土砂問題を問う(岡本由希子)

辺野古埋立土砂を県内各地から、しかも沖縄島南部から大量に調達する--ちょうど一年前のコロナ禍・緊急事態宣言中に沖縄防衛局が沖縄県に提出した「設計概要変更申請書」で明らかになったこの計画には言葉を失った。
その後、土砂調達可能地とされた各地で、自分たちの地域のどこから、どれだけの土砂が搬出されおうとしているのかを知ろうと、人びとが動き始めた。
そこで目にした、人目につかないところで行われている開発と環境破壊の現状が次第に共有されるようになってきた。
そんな中で、昨年秋魂魄の塔のすぐ隣で新たな鉱山開発が始まり、その地で遺骨収集をされていたボランティアの方々が閉め出されたとの報道に激震が走った。

新たな鉱山開発に対し、沖縄県知事の権限行使を求めて、遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さんたち5名がハンガーストライキを行い、共感のうねりが起こっている。
戦跡からの土砂搬出問題は多岐にわたる論点を孕むが、ともに考え、行動するための一助となるよう、本特集を企画する。
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Posted by ブックスマングルーブ店長 at 17:10│Comments(0)
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