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「越境広場」5号(2018.11)

2018年11月28日/ 本のこと

「越境広場」5号の特集は「どこから、どこへ 復帰後沖縄の転換点」です。

越境広場005

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人影のない原野に
人影をみいだし
荒寥と寂寞の
威圧から逃れて
勇気と愛着が
僕をささえ
透明な空を走る
遠い山波の輝きが
僕の熱情を
無限の虚空につれ去る時
原野は美しく
僕の前に広がる

坂本直行「原野の歌」より

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Posted by ブックスマングルーブ店長 at 15:45Comments(0)

「けーし風」第100号(2018年10月)「特集 継続し問われる課題 「新時代沖縄」を迎えるために」

2018年11月06日/ 本のこと

「けーし風」第100号の特集は「継続し問われる課題 「新時代沖縄」を迎えるために」です。


けーし風100

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特集にあたって(岡本由希子)

前号刊行後の3ヶ月、沖縄はまさに疾風怒濤の日々をくぐりぬけました。
7月27日、翁長雄志知事は緊急記者会見を行い、辺野古埋立承認の「撤回」に向けて手続きをと宣言。
療養中の知事は掠れた声をしていたものの質疑応答では自らの「撤回」に向けた決意や東アジアの平和構築における沖縄の役割、そして沖縄の将来像を力強く語っていました。
しかし2週間もたたない8月8日の夕方、知事の病状悪化が発表され、同日夜の急逝の報せに島には激震が走りました。

仲井真元知事が公約を棄てて行った辺野古の埋立「承認」について、取消しや撤回も含め「あらゆる手段を行使して建設を止める」との公約で誕生したのが翁長県政でした。
「取消し」が国との裁判闘争の末に取り消されたあと、知事がいつどの理由で「撤回」するのかが焦点となり、様々な市民団体や環境NGOが「撤回」を後押しするために動いていました。
知事急逝後に職務代理者となった副知事が果たして「撤回」に踏み切ることができるのかと否定的に報じる本土メディアもありましたが、8月末には「撤回」される運びとなりました。
並行して県知事選が9月末に前倒しとなり、難産の末に候補者が決定、9月上旬の統一地方選挙を経て、知事選本番に突入しました。
選挙の結果にかかわらず継続し問われるべき政治課題を共有するために本特集を企画します。
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Posted by ブックスマングルーブ店長 at 23:11Comments(0)