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沖縄青年同盟 資料集

2023年11月23日 / 本のこと

「沖縄青年同盟 資料集」を入荷しました!

沖縄青年同盟

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刊行にあたって
「ウチナーヤ、ニホンヤガヤー」激動に刻んだ結社の思想と行動

沖縄の命運が決定されようとした1972年前後の激動の只中で、変革の主体たろうとした青年たちがいた。
資金があるわけではなかった、頼れる組織があるわけでも、当てにできる支援があるわけでもなかった。
アメリカ統治下の沖縄からパスポートを携え、留学や就職で日本「本土」に渡ってきた10代後半から20代初めにかけての青年たちが、ただ己の「本土」体験と流通する沖縄観や既存の組織の枠組みには収まらない違和感や異邦性を分かち合い、形にして時代に立ち向かっていった。
まさに孤立無援ではあっても自力で、独自に創り上げていった政治結社が沖縄青年委員会〈海邦〉であり、その旗幟を発展的に継承していったのが沖縄青年同盟であった。
(以下略)
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沖縄青年同盟 裏
  

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けーし風119号「特集 次の一歩を踏みだすために 状況を切り拓く力」

2023年11月23日

「けーし風」第119号の特集は「次の一歩を踏みだすために 状況を切り拓く力」です。

けーし風119

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特集について

新型コロナ感染症流行の山を越え、島々には観光客が大挙として訪れている。
一見、賑わいを感じる一方で何かが欠落したような違和を覚える風景に身を固くしてしまう。
パンデミックと軍事化が同時に進んでしまったこの数年。
それでも人びとはそれぞれの現場に立ち、あきらめることなどないと、状況が厳しければ厳しいほどに、創意工夫を凝らし、新たな紐帯を求め、未来を切り拓こうとする。
その力はいったいどこから生まれてくるのだろうか。
抵抗と希望の諸相をともに見ていきたい。
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越境広場 12号「特集 沖縄戦と出会い直す/"ならん"を繋ぐ」

2023年08月25日 / 本のこと

「越境広場」第12号の特集は「沖縄戦と出会い直す/"ならん"を繋ぐ」です。

越境広場12

巻頭の言葉
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私は沖縄に来て三十年以上おったけど故郷に行ったのは・・・

二、三回、夢見たんですよ。夢でね。

故郷(くに)に行っても、家もない、何もないでしょ。

外をブーランブーラン歩くんですよ。

家がないもんだから家に入らんさね。

夢でもそんなですよ。


川田文子著『赤瓦の家 朝鮮から来た従軍慰安婦』より ペ・ポンギさんの回顧
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けーし風118号「特集 ケアをめぐる沖縄のいま

2023年06月23日 / 本のこと

「けーし風」第118号の特集は「ケアをめぐる沖縄のいま」です。

けーし風118

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特集について

「復帰50年」の昨年発表された『平和で豊かな沖縄の実現に向けた新たな建議書』では、「平和で生き生きと暮らせる誰一人取り残すことのない社会の形成に向けて、平和を希求し、すべての人の尊厳を守り、多様性や寛容性を大切にしつつ共に支え合い、子どもや障害者等のライフステージに応じた支援が図られ、子供からお年寄りまですべての県民が安全・安心かつ健やかに暮らせることができる社会づくりに取り組みます」(4 沖縄の未来に向かって)と、沖縄が目指す社会を描き出した。
また「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」(2022年)は、「安全・安心で幸福が実感できる島」、「平和で生き生きと暮らせる『誰一人取り残すことのない優しい社会』の形成」を目標に掲げ、基本施策として「心豊かで、安全・安心に暮らせる島を目指して」「高齢者・障害者等と支える福祉サービスとセーフティネットの充実」を行う、としている。

目標と現実のあいだをどう埋めていくのか、そのために何が必要とされているのか。

翁長県政が全国に先駆けて実施した「子どもの貧困実態調査」(2016年)で、沖縄の子どもの貧困率が29.9%と全国の約二倍、三人に一人が貧困状態にあるという深刻な結果が明らかになって以降、官民一体となった取組がつづけられている。

実態調査、現場の声を施策に反映させる回路、財政的な裏付け、そもそもの基礎となる理念のあり方・・・来年度に国が行おうとしている医療・介護・福祉の大幅な制度改定を睨みつつ、「知る」ことと「知らせる」ことを考えたい。
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けーし風117号「特集 "軍事化"の波をおし返す」

2023年02月25日 / 本のこと

「けーし風」第117号の特集は「"軍事化"の波をおし返す」です。

けーし風117


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特集について(岡本由希子)

「復帰50年」「返還50年」の昨年を経て、現在の琉球弧の軍事化は「波高し」である。
しかも、それは、コロナ禍による人びとの交流が縮小されてきた社会状況を背景に、非常に圧縮されたものに映る。
昨年11月には、日米共同統合演習「キーン・ソード23」が琉球弧を舞台におこなわれるに至っている。

今回の特集は、大きく三つの方向から現在の軍事化の潮位を考えてみたい。
一つは、「防衛三文書改定」と「国民保護法」の沖縄への影響について、自衛隊の変質と戦争危機という現状を考える。
二つめには、市民はこうした状況についてどのような疑問をもち、また、いかに行動しようとしているかについて、那覇、石垣、そして、沖縄と日本、さらに東アジアに視野を広げた活動について取り上げる。
三つめに、台湾、韓国、オセアニア、米国、そして沖縄の市民の視点から、現在の軍事化と軍事主義を許す社会・文化に対するいくつかのレスポンスを紹介する。
台湾と韓国、オセアニアからの論者は、2022年の転換点を展望しつつ、市民の立場から東アジアにおける平和創造の交流と連隊の再活性化を提起する。
また、アメリカからは、トランプ政権で日本でも報道されるようになった、中西部の「ラストベルト(斜陽となった工業地帯)」のとある町で続けられてきた小さな反戦デモの様子がユーモラスに描かれる。
そして、沖縄からは、異なる経験や世代、さまざまな格差をこえて、いかに問題意識をシェアすることができるかという問いかけがある。

今、軍事化の危機の時代に、人びとの孤立はもっとも回避されなければならないだろう。
私たちが新たに、あるいは、再び、命を吹き込んでいく必要があるのは、世代や地域を横断する、平和のための交流と連帯であることは間違いない。
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『越境広場』11号(2022.11)

2022年11月27日 / 本のこと

「越境広場」第11号の特集は「【続・特集】"if"で拓く「復帰」五〇年」です。

越境広場11

巻頭の言葉
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危機

燃えあがる 燃えあがる 燃えあがる 予感と不信が燃えあがる
ほのほの中に不安と恐怖が燃えあがる

たった八十年にもならないうちに
第三次世界大戦勃発の緊張漲る激しい空気
弾くとビンビン音がする
地球は血みどろ滾りたち
冷酷無惨な
権力者 なおも権力望むのか
もっと犠牲が欲しいのか
人間脳髄抉りすて 奴隷反応ぐっと埋め込み 搾取に搾取を続けていくのか
そんな疑問も今や むなしい
あらゆる基準が あらゆる価値が
あらゆる倫理が崩れに崩れ すべての形象がどろどろに正体なくして
崩れに崩れ
事態はどんどん悪くなる
これらはみんな "生物"のその一種
人類衰亡の確かな徴候
人類は若くはない 七、八百万年はもうすでに生きてきた
二足歩行の小さな猿の類縁からは一千万年も生きてきた
人類の出発故郷 ゆたかな自然はバランス 失い
人類という「種」全体が
生物の一種としての当然の哀れな「老い」を迎えている

この重大な避けられない事実
この不動の真実を凝視め 凝視め
凝視め続けて せめて この
七、八百万年間に巡りあった
はるかな記憶を留めるために切り立つ断崖琢きに琢き
韻律 言葉を刻み出す そして
それは 生物圏の
「事実」ではなく その繋縛を全身捨てて透かし抜け出た
「希望」「祈り」であるだろう
あとは ただ 空無の空無
人類の果ての果ての衰亡が必ずやってくるだろう

燃えあがる 燃えあがる 燃えあがる 暗示と惑いが燃えあがる
空無と空無が燃えあがる
危機へのおそれとおののきに 退路を断って骨身を削り

真正面から問い続け 耐え続ければ
ほのほの中にいのちへのかすかな道が見えるだろう
ほのほの中にほのやかないのちの姿が見えるだろう
だが しかし 人類は
目覚めるか

一千万年の時 闌けて 今 人類は
転変・全方位クライシスに立っている

(八重洋一郎詩集『転変・全方位クライシス』コールサック社、2022年5月)

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けーし風116号「特集 2022年沖縄 選挙イヤーを振り返って」

2022年11月09日 / 本のこと

「けーし風」第116号の特集は「2022年沖縄 選挙イヤーを振り返って」です。

けーし風116


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特集について

「復帰50年」の今年、沖縄は「選挙イヤー」でもあった。
1月の名護市長選挙に始まり、南城市、沖縄市、石垣市など各地の首長選、7月の参議院選挙、そして最大のものが9月11日投開票の県知事選挙で、この日は宜野湾市長選や名護市議会など各地の議会議員選挙も一斉に行われる統一地方選挙であった。

「オール沖縄」VS政府自民党がどうだとか県内の政治勢力のせめぎ合いなど大手メディアでは政局視点で語られがちな選挙であるが、本特集では、自らの目指す社会の実現を求める一人ひとりの思いや動きにフォーカスした。
選挙で掲げられた公約や政策はどのように実現されていくのか、選挙での勝利は「ゴールではなくスタート」との渡具知和紀さんのことばに深く頷きつつ、選挙と公約、市民と政治家そして行政が協働しみんなでつくる社会について、選挙イヤー振り返りながら考えたい。
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「けーし風」第115号(2022年8月)「特集 これまでの50年、これからの50年」

2022年08月23日 / 本のこと

「けーし風」第115号の特集は「これまでの50年、これからの50年」です。

けーし風115

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特集について

「復帰50年」のかけ声のもと多様なイベントや企画がさまざまなメディアで繰り広げられています。
一方で、普天間返還・SACO合意からこの間私たちが対峙してきた問題の起点となった1995年から「27年」で、米軍統治下と同じだけの年数があれから経っていることはあまり言われていないように思います。

本特集では、二つの講演録をお届けします。
ひとつは日本環境会議と沖縄環境ネットワークの共催による「沖縄特別シンポジウム 琉球弧における防衛施設整備と環境問題」(2022年6月25日、於沖縄船員会館)で、宮本憲一さん(環境経済学)の基調講演と、桜井国俊さん(環境学)、川瀬光義さん(経済学)のお二人の報告を掲載いたします。
日本環境会議は1988年、1996年、2016年の3回にわたり沖縄で大会を開き、日米両政府、沖縄県やマスメディア、市民に沖縄問題の解決を訴えてこられました。
基地のために反戦平和と経済の自立と発展が阻まれ公害と環境破壊が進んでいることを明らかにし、基地の撤廃そして新基地建設反対を掲げ、今後の開発の方向として地球環境を維持するために、足元で自然エネルギーの開発と食糧などの自給を土台にした内発的な発展を提示してこられました。
今回のシンポジウムは、本土復帰50年をへて沖縄の歴史と未来を考えるもので、現在の沖縄社会が抱えている数々の問題を歴史的なパースペクティブのもとに考察し解決の方向を示す示唆に富んだものとなっています。

もうひとつは、第585回沖縄大学土曜教養講座、「女たちの『復帰』50年 沖縄の女性の人権」(2回シリーズの1回目、7月16日オンライン開催)の記録で、「復帰」の視点から見えてくる女性を取り巻く状況を、未来の50年に女性を含めたあらゆる人々が生きやすい沖縄になるよう、世代を超えて語り合おうという主旨で開催されました。
高里鈴代さん(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)、高良沙哉さん(憲法学)のお二人の講演と質疑応答を掲載します。
沖縄における女性の人権保障がどのように変化し、あるいは変わっていないか、今後の沖縄の展開をともに考える契機となることを願います。

掲載にご快諾いただきました登壇者の皆様及び関係各位に、記して感謝を申し上げます。
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「けーし風」第114号(2022年5月)「特集 名護市長選挙から考える私たちの課題 ほか」

2022年05月20日 / 本のこと

「けーし風」第114号の特集は「特集1 名護市長選挙から考える私たちの課題 / 特集2 琉球弧を戦場化する「日米共同作戦」をSTOPさせよう」です。

けーし風114

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特集1 名護市長選挙から考える私たちの課題(岡本由希子)

1月23日投開票の名護市長選挙は、現職の渡具知武豊氏が5千票差で再選されました。
得票数と投票率等の数字は次の通りです。

渡具知武豊:1万9524票
岸本 洋平:1万4429票
投 票 率:68.32%(前回投票率は76.92%)

今回の市長選については浦島悦子さんが巻頭のコラム「分断を超えるために 名護市長選で見えたもの」にも執筆されていますが、本特集では、岸本洋平候補の選対に市民として参加し行動された方々に、それぞれの思いや見えてきた課題について、座談会のかたちでお話しいただきました。

特集2 琉球弧を戦場化する「日米共同作戦」をSTOPさせよう(岡本由希子)

昨年12月、「台湾有事」を想定した日米の新たな共同作戦計画の原案が策定された、との報道がなされました。
「南西諸島」・琉球弧の島々に米軍が臨時の攻撃用拠点を置くというものですが、その共同作戦の中身は一体どのようなものなのでしょうか。
そして、これまでの日米安保再定義から安倍政権下の「特定秘密保護法」(2013年)・「安保法制」(2015年)・「共謀罪法」(2017年)・「重要土地規制法」(2021年)といった数々の強行立法や、どんなに沖縄が辺野古新基地建設に反対する意志を示しても工事を強行する先にはいったい何があるのでしょうか。

本特集では、伊波洋一さん(参議院議員)、山城博治さん(沖縄平和運動センター顧問・「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」共同代表)の講演(主催:沖縄平和市民連絡会)掲載します。
琉球弧を絶対に戦場にさせないための、論理を鍛え、運動の足場をつくる一助になればと願っています。
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「越境広場」10号(2022.3)

2022年04月16日 / 本のこと

「越境広場」10号の特集は「特集 「復帰」50年 未完の問いを開く」です。

越境広場10

巻頭の言葉
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駆け抜けて行く時にブラ下がり
心の中 さまよっていた
想い出は遠くはるかすぎて
サヨナラの時の陽射しだけが・・・
 おゝ何処へ行くオキナワンボーイ
  美しかったものは泥だらけ
 おゝ何処へ行くオキナワンボーイ
  夢まで用意されていたのさ

(知念良吉「何処へ行くオキナワンボーイ」)

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