「越境広場」3号(2017.2)

2017年03月05日/ 本のこと

>> 「越境広場」3号 << の特集は以下の2つです。

特集1.沖縄・抵抗の〈現場〉高江・辺野古へ/から
特集2.沖縄映像の乱反射

越境広場003

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巻頭の言葉

花であることでしか
拮抗できない外部というものが
なければならぬ
花へ押しかぶさる重みを
花のかたちのまま
おしかえす

そのとき花であることは
もはや ひとつの宣言である
ひとつの花でしか
ありえぬ日々をこえて
花でしかついにありえぬために
花の周辺は的確にめざめ
花の輪郭は
鋼鉄のようでなければならぬ

石原吉郎「花であること」(『現代詩文庫26 石原吉郎詩集』思潮社、1969年)
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Posted by ブックスマングルーブ店長 at 15:02│Comments(0)
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