「けーし風」第32号(2001.9)「特集 旧南洋群島のウチナーンチュ」
2015年10月07日/ 本のこと
「けーし風」第32号の特集は「旧南洋群島のウチナーンチュ」です。
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特集にあたって(岡本恵徳)
今年11月には、「世界ウチナーンチュ大会」が開かれることになっている。
これは、国際的な広がりの中で活躍する沖縄県出身者を一堂に集めて、その人たちの活躍を顕彰するとともに、沖縄の今後の発展に何らかの形で役立つものにしたいとの願いを込めて催されるものであるだろう。
そのこと自体の持つ意味は、取り立てて議論するまでもない。
戦前から、見知らぬ土地に赴いて、さまざまな苦労を重ねた上で今日を迎える人たちに、このような機会を通して、労をねぎらうことも大切なことである。
だが、戦前から世界の各地に散って、それぞれの土地でさまざまな苦難の道を歩んだ人々も少なくない。
それは旧満州や南洋諸島などの各地で戦争に巻き込まれ、ようやく引き揚げてきた人々の中に、多く見られるはずである。
そこで今回は、戦前から南洋諸島に渡し、身をもってウチナーンチュとしての歴史を生き抜いて来た人々にスポットを当てて、沖縄の人々の想いと生活、そして歴史の一面を明らかにすることを企画して、本特集としたい。
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お買い求めは、>> BOOKS Mangroove(ブックス・マングルーブ) << まで
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特集にあたって(岡本恵徳)
今年11月には、「世界ウチナーンチュ大会」が開かれることになっている。
これは、国際的な広がりの中で活躍する沖縄県出身者を一堂に集めて、その人たちの活躍を顕彰するとともに、沖縄の今後の発展に何らかの形で役立つものにしたいとの願いを込めて催されるものであるだろう。
そのこと自体の持つ意味は、取り立てて議論するまでもない。
戦前から、見知らぬ土地に赴いて、さまざまな苦労を重ねた上で今日を迎える人たちに、このような機会を通して、労をねぎらうことも大切なことである。
だが、戦前から世界の各地に散って、それぞれの土地でさまざまな苦難の道を歩んだ人々も少なくない。
それは旧満州や南洋諸島などの各地で戦争に巻き込まれ、ようやく引き揚げてきた人々の中に、多く見られるはずである。
そこで今回は、戦前から南洋諸島に渡し、身をもってウチナーンチュとしての歴史を生き抜いて来た人々にスポットを当てて、沖縄の人々の想いと生活、そして歴史の一面を明らかにすることを企画して、本特集としたい。
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Posted by ブックスマングルーブ店長 at 08:05│Comments(0)