「けーし風」第98号(2018年4月)「特集 2018選挙イヤー前半を振り返る」

2018年05月02日/ 本のこと

「けーし風」第98号の特集は「2018選挙イヤー前半を振り返る」です。

けーし風098

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特集にあたって(岡本由希子)

選挙イヤーの前半を終えて、各首長選挙に主体的にかかわった市民のみなさんは、いま、何を思っているでしょうか。

地元住民の意思を踏みにじって国策を強行するために、さまざまな圧力と利益誘導が島を覆っています。
重要選挙に官邸自ら「勝利の方程式」(特集座談会の発言参照)で介入。
国が金と権力と組織の総力を挙げて襲いかかってくるのに、どのように抗うことができるのか。
8年前の稲嶺名護市長の誕生(「オール沖縄の源流」)、4年前の翁長県政の誕生(「沖縄イニシアティブ」的なものの終焉)を果たした沖縄は、再びの荒波に対峙しています。

特集では、名護市長選に深く傷つき痛みを抱えた方々が、それでもこの局面を乗り越えるために集まってお話しくださいました。
また南城市長選で発揮された市民の力はとても示唆的であるでしょう。
日米政府と沖縄の民衆のたたかいはまさに「蟻と巨象」ですが、象を倒すために何が必要かを示していると感じます。

辺野古・大浦湾ではこの6月から7月には土砂投入と報じられ、9月には名護市議選、そして秋には県知事選挙です。
一方で朝鮮半島情勢のドラスティックな変化は在沖米軍基地にも中長期的に影響を及ぼすはずです。
私たちが潮目をつかむことができるかどうか、「ジンブン勝負だよ!」
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Posted by ブックスマングルーブ店長 at 15:47│Comments(0)
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