「けーし風」第105号(2020年2月)「沖縄県独自の種子条例制定に向けて/やんばるの森の現在/辺野古新基地建設の現在」

2020年02月27日/ 本のこと

「けーし風」第105号の特集は「沖縄県独自の種子条例制定に向けて/やんばるの森の現在/辺野古新基地建設の現在」です。

けーし風105

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特集(岡本由希子)

今回の特集では、沖縄でいま起こっている三つの問題をとりあげます。

一つめは、沖縄県独自の「種子条例」制定を求める動きについて。
昨年1月に刊行した101号の特集「沖縄のタネと農の行方」の続報的な位置付けですが、種子法の廃止を受けてはじまった取り組みの現況をお伝えいたします。
これまで学習会やシンポジウムなど継続して取り組まれてきた方々により「沖縄の食と農を守る連絡協議会」設立が準備されて、条例の制定を求める署名活動が始まっています。

二つめに、沖縄島北部・やんばるの森でいまなお続いている森林破壊(皆伐)とそれに抗する運動について、「第三次命の森やんばる訴訟」の経過を弁護団の喜多自然さんにうかがいます。
あわせて掲載する森の調査の「報告書」に市民による調査が持つ意義を実感します。
世界自然遺産登録をめざす沖縄県、その登録候補地で行われている自然破壊を見て見ぬふりは通用しません。

三つめは、辺野古新基地建設をめぐって。
やがて年度内には防衛局が沖縄県に「設計概要変更申請」をすると予想されていますが、軟弱地盤をはじめ難題が噴出しているにもかかわらず、日本政府・防衛省は技術検討会で「問題ない」とねじまげて工事を強行しようとしています。
今号で北上田毅さんによる技術検討会や環境監視等委員会で出された資料を読み解いて計画の弱点をあぶり出していく講演の記録を掲載します。
広く共有されますことを願っています。
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Posted by ブックスマングルーブ店長 at 12:29│Comments(0)
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