「けーし風」第92号(2016.10)「特集 抵抗は広がる波のように」

2016年10月18日/ 本のこと

「けーし風」第92号の特集は「抵抗は広がる波のように」です。

けーし風092
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特集にあたって(岡本由希子)

7月10日投開票の参議院選挙沖縄選挙区は、「オール沖縄」候補の伊波洋一さんが、自民党の現職沖縄担当大臣に10万票以上の大差をつけて勝利した。
午後8時に投票箱が閉まると同時に報道各社は当確を打った。

翌11日朝、東村高江の座り込み現場から緊急連絡が伝わってきた。
「(米軍北部訓練場の)メインゲート前に機動隊・ダンプ・重機・トイレが集まっている」!
開票からわずか11時間後に、米軍ヘリパッド(オスプレイパッド)建設工事を強行するための資材の搬入を開始したのだ。
これまでにも、前回参議院選で糸数慶子さんが当選してすぐ普天間基地野嵩ゲートに新たなフェンスが造られたり、知事選や衆院選直後に辺野古の抗議行動へ暴力的な排除が行われたりしてきたが、今回は暴虐ぶりがヒートアップしている。

高江への工事強行、辺野古陸上部工事の再開、そして県知事の埋立承認取消の違法確認訴訟の3つを同時に一挙に進める「三正面作戦」などと表現している安倍政権。
思い返せば、辺野古の環境調査強行のために自衛艦「ぶんご」を派遣したのも第一次の安倍政権だった。

日米政府が強硬手段に出れば出るほど、人々の抵抗の場も広がっている。
さざ波のように広がるその抵抗の様子の一端を、お伝えできればと思う。
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Posted by ブックスマングルーブ店長 at 10:35│Comments(0)
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