「けーし風」第86号 特集「辺野古クロニクル / 沖縄の労働問題 人を大切にする社会に向けて」

2015年10月10日

「けーし風」第86号の特集は「辺野古クロニクル / 沖縄の労働問題 人を大切にする社会に向けて」です。

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特集にあたって(岡本由希子)

本号は、二つの特集をお届けする。

ひとつは、風雲急を告げる辺野古。
昨年暮れの衆院選で全国では多数の議席を占めた安倍政権は、沖縄県の新しい知事に会うことなく、中断していた海底ボーリング調査を再開しようと年明けから強行に作業をすすめている。
この事態に、はたして日本が民主主義国家なのかという疑問の声が全国に広がり始めている。
県民の期待を背負った翁長県政は、関連部局の人事をすすめる一方で、前知事の埋立承認の瑕疵を検証する第三者委員会を立ち上げた。
この委員会に環境専門家として加わっているのが、本号鼎談の司会を担当されている桜井国俊さんだ。
辺野古のごり押しを進める安倍政権とは何か、沖縄民衆のたたかいは日本の戦後民主主義にいかなる位置づけをもつのか。
鼎談に加えて、今年に入ってからの辺野古をめぐる動きと、場面場面で発せられたことばを記録する。

ふたつは、沖縄の労働問題、特に非正規・臨時雇用の現場で起きている雇い止め等の不当労働行為、人権侵害を可視化し、官製ワーキングプアや労働組合の果たす役割についてともに考え、「人を大切にする社会」をどう作り上げていくかを考える。
本誌63号「こわれゆく教育と労働」特集(09年)から継続する問題提起であり、同時に、安倍政権がすすめる労働法制改悪についても警戒しなければと思う。
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Posted by ブックスマングルーブ店長 at 16:00│Comments(0)
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