「けーし風」第72号(2011.9)「特集 世界のウチナーンチュと沖縄」
2015年10月10日/ 本のこと
「けーし風」第72号の特集は「世界のウチナーンチュと沖縄」です。
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特集にあたって(岡本由希子)
もうすぐ、5年に1度の「世界のウチナーンチュ大会」がやってくる(2011年10月12日~16日)。
この期間に相前後して5000人を超える海外オキナワ系の人びとが訪れる。
主要イベントだけでも19カ所5日にわたり、各市町村での取り組みや、大学、NGOなどの企画も目白押しで、島は大変な賑わいとなる。
主催者の沖縄県は大会の主旨をこう語る。
《日本有数の移民県である沖縄では、戦前戦後を通じ多くの県民が海外へ雄飛し、現在、北米・南米をはじめ世界各地に約40万の県系人が存在しています。その「世界のウチナーンチュ」が、5年に1度母県に集う、沖縄県ならではの感動イベントが「世界のウチナーンチュ大会」です》。
大会中は「イベント」が中心にならざるをえないという現状があり、数多くの人びとが移民していった歴史的な背景や、それぞれの土地での苦難の経験を知ること、またすでに4世5世といった世代まで拡がっているオキナワ系の方々とどのような認識を共有できるのかなどなど、課題は山積だ。
本特集では、「わたしたちは、〈世界のウチナーンチュ〉とどのような関係をつくっていくのか」という問いをかかげ、それぞれの現場から、現状と提言をお寄せいただいた。
企画にあたっては高良勉さん、赤嶺ゆかりさんのお力添えをいただいた。
記して感謝いたします。
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お買い求めは、>> BOOKS Mangroove(ブックス・マングルーブ) << まで
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特集にあたって(岡本由希子)
もうすぐ、5年に1度の「世界のウチナーンチュ大会」がやってくる(2011年10月12日~16日)。
この期間に相前後して5000人を超える海外オキナワ系の人びとが訪れる。
主要イベントだけでも19カ所5日にわたり、各市町村での取り組みや、大学、NGOなどの企画も目白押しで、島は大変な賑わいとなる。
主催者の沖縄県は大会の主旨をこう語る。
《日本有数の移民県である沖縄では、戦前戦後を通じ多くの県民が海外へ雄飛し、現在、北米・南米をはじめ世界各地に約40万の県系人が存在しています。その「世界のウチナーンチュ」が、5年に1度母県に集う、沖縄県ならではの感動イベントが「世界のウチナーンチュ大会」です》。
大会中は「イベント」が中心にならざるをえないという現状があり、数多くの人びとが移民していった歴史的な背景や、それぞれの土地での苦難の経験を知ること、またすでに4世5世といった世代まで拡がっているオキナワ系の方々とどのような認識を共有できるのかなどなど、課題は山積だ。
本特集では、「わたしたちは、〈世界のウチナーンチュ〉とどのような関係をつくっていくのか」という問いをかかげ、それぞれの現場から、現状と提言をお寄せいただいた。
企画にあたっては高良勉さん、赤嶺ゆかりさんのお力添えをいただいた。
記して感謝いたします。
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Posted by ブックスマングルーブ店長 at 02:00│Comments(0)