「けーし風」第88号(2015.10)「特集 グローバル軍事化を拒否する草の根の動き」

2015年10月26日/ 本のこと

「けーし風」第88号の特集は「グローバル軍事化を拒否する草の根の動き」です。

けーし風88

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特集にあたって(岡本由希子)

8月12日、うるま市沖の海上で米軍ヘリが墜落した。
しばらく情報が錯綜したものの次第に事故の輪郭が明らかになり、艦船への着艦に失敗したこと、ケガ人6名、うち陸上自衛隊員が2名含まれていたことが判明した。
米軍と自衛隊の共同訓練がどれほど日常的に展開されているのか、その一端が、安保法制の国会審議が続いているなかで露わになった。

4月27日に発表された「日米防衛協力のための指針」(新ガイドライン)には、「日米両政府は、新たな、平時から利用可能な同盟調整メカニズムを設置し、運用面の調整を強化し、共同計画の策定を強化する」とあり、「切れ目のない安全保障」との表現で平時・日常が軍事体制へと組織化されていくものとなっている。

アメリカの「アジア回帰」が各地域に何をもたらしているのか、それはどう互いに連関しているのか。
本特集では、沖縄で起こっていることを他の地域との相互参照によって捉え返し、日常の軍事化を拒否する草の根の動きをより強く太くしていくための力にしたいと願って企画した。

以前小誌の座談会でグアムのキナータさんが語っていた言葉を紹介したい。
「米軍はグローバル、私たちもグローバルにならなければ!」
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Posted by ブックスマングルーブ店長 at 17:15│Comments(0)
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