「けーし風」第97号(2018年1月)「特集 正念場を迎えるために」

2018年01月27日/ 本のこと

「けーし風」第97号の特集は「正念場を迎えるために」です。

けーし風097

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特集にあたって(岡本由希子)

2018年、沖縄は「選挙イヤー」です。
南城市長選挙を皮切りに、八重瀬町長選、名護市長選、石垣市長選と続き、秋には名護市議会議員選、那覇市長選、そして県知事選を迎えます。

4年前、仲井眞前知事の辺野古埋め立て承認と「よい正月を迎えられる」発言を許さず、その後の「保革を超えた」結集で下野させた沖縄県民は、あれから何を積み重ねてこれたでしょう。

繰り返し「民意」を示しても意に介さず、新たな米軍基地建設と南西諸島の軍事化に邁進する日本政府と相変わらず高みの見物を決め込む米国ですが、立て続けに起こる墜落、不時着、保育園や小学校への部品落下といった米軍機事故や、基地内での性暴力多発の報道に、米軍の疲弊と内部矛盾が透けて見えます。

抵抗の現場はいたるところにあり、それぞれの場所でのひとびとの頑張りが、互いを支え合う、そうしたネットワークが県内外・海外ふくめてどんどん可視化されたのも、この4年間がの大きな成果ではないでしょうか。
今回の特集では、二つの裁判(ジュゴン訴訟、沖縄平和運動裁判)、そして国際的な平和構築の動きをお伝えし、正念場を迎える局面で肝を据えるための力の源泉となるような動きを共有したいと思います。
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Posted by ブックスマングルーブ店長 at 17:14│Comments(0)
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